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2004.05.31

あの人たちは今

 名前だけみると、ホラーものみたいな「恐怖の追跡 ~あの人たちは今?」というサイトをみつけました。

昔活躍したバンド・ミュージシャン、漫画家、お笑い芸人、アイドル、その他様々な
人達の現在の活動を掲載しています。なお、現在活躍中の人たちも含まれています。
ファンの方ごめんなさい。m(__)m
 とのこと。

 アップされた質問に対して、情報もっているひとが答えるというシステムのため、バリバリに現役なひとたちについてのうすい質問も多数まじってますが、亡くなっただとか、確か数年前にああしてたはずとかの情報を確認するのには便利です。

 ミュージシャン、お笑い、漫画家、アイドル、女優・俳優、その他に加えて、特別編として、アニメ、番組、CM、ドラマ、映画、漫画、音楽があり、こちらは人間ではなくて、番組や架空のキャラが対象ですね。

 ぼくは、2002年に亡くなられた、あすなひろしさんの作品集が現在刊行中であることを、ここで知りました。
 ご遺族が運用されている、あすなさんの追悼サイトも紹介しておきます。


 ある世代にとっては、忘れることのできない作家さんです。

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2004.05.30

 戦闘ニンフ雪風

 ここんとこ、ちょっとはまってるサイトがあって、
 で、引用。ただし、「引用元」は精確には二つ。しかも、「原典」のページのアドレス、見つからなくなっちゃった。
 いいかげんなようだが、以下、読んでもらえば理由はわかるはず。

"SF義 金字塔の OVA火!!"
日本SF大会で '星雲上(星雲賞)'を 受賞して SF義 金字塔を 成した カンバヤシ チョヘイ(神林長平) 原作の <戦闘ニンフ ユキカゼ(戦闘妖精雪風)>を バンダ耳鼻ジュエルが 'EMOTION ラベル 20周年 記念作品'で 鉄砲 5便宜 OVA路 製作した. 虚無主義的な パイルロッと ユイルハン 愛情の 対象である 戦闘機が 疑問の 相手 ジャムジャム)を 相手で する 悽絶な 戦闘を 通じて 人間と 機械の 窮極的な 関係を そして ある.
今度 OVAは <戦闘ニンフ ユキカゼ>わ 続編 <グッドラック 戦闘ニンフ ユキカゼ(グッドラック 戦闘妖精雪風)>を 再構成したが 製作を 引き受けた のは <請い 6号(青の6号)> <バンドレド(VANDREAD)> など 数多い CGアニメーションを 作り出した クリエータ 集団 'GONZO'. 本格 SFに 大韓 積極的な 接近で, 実写も アニメーションも ない 独特な 映像を 駆使して 新しい 'ユキカゼ'を 誕生させた.

 頭ぐしゃぐしゃになりそうだけど、見当はつきますね。

 韓国のインターネット・ページをリアルタイムで日本語に翻訳しつつ検索し、目的のサイトの内容も日本語で表示するという検索エンジン経由でひろってきた、あくまで韓国語で記されているページの翻訳です。
 その場での翻訳となると、へえ、なんとかできてるじゃんというレベルですよね。
 名前は「NAVER ENJOY Korea」。
 各分野にわけられた「翻訳掲示板」もあります。

 もともと、文法的にはきわめてよく似てる言語でもあり、「同時」とまではゆかないものの、機械翻訳でもなんとか読めるものはできるってのはわかってて、実験運用の日韓相互掲示板が、日本の「新しい教科書を作る派」というか、2ちゃんねらーの乱入で荒れに荒れてて閉鎖がどうとかいう話も聞いてたのだが、そうですか、ここまで行ってたんですか、日韓機械翻訳技術。

 で、その騒動はどうなったかというと、もしかするとほんの一瞬だけのファースト・コンタクトのおかげで、とうとう、向こうさんにも2ちゃん文化が輸出されちまったらしいのであります。

 今や全世界を席巻する「クレヨンしんちゃん」といい、つくづく、日本の文化というのは、故郷の地ではひんしゅくをかったものばかりが、いや、だけが国境を越えて進出してるようで……。

 で、さんざんチェックしてみたら、どうやら、活字SFは、マンガやアニメといった映像系こそ「輸出」されてるものの(とはいってもかつては海賊版だけだったが)、活字SFは、ディックも翻訳がなかったり、最新の流行であるはずのサイバーパンクさえ小説はというと、イーガンの『地球消失』の抜粋を含むアンソロジーがようやく訳されたばかりみたい。上記の引用のように、神林長平も、やっぱり訳されてないようだ。

 というわけで、なぜ「ニンフ」なのかというと、もしかすると、韓国で入手可能なのは英語版のほうなのかな? アニメ版が「ニンフ」で、原作が「妖精」だしねえ。でも、だとすると、変だな。原作の「妖精」は、ケルトならびに北欧系の神話からの命名と重ねる形で使われてるんだから、「ニンフ」じゃなくて「フェアリー」が正しいはずなのだが……。
 あ、いや、原作には、ちゃあんと「フェアリー」と記されているではないか。

 ちなみに、「マイノリティー・レポート」映画評によれば、「日本のフィリップ・K・ディック(かの地での発音はディグ)」ってのは神林長平ではなくって、村上春樹らしい。そうか、おそらく、『世界の終りとワンダーランド』は翻訳されてるんだな。


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ケロロ軍曹

 遅ればせながら、先週はじめて、放映してるのに気がついた『ケロロ軍曹』。

 今週のゲスト・スター(?)は「渚カオル」でした。

 で、大いに笑ってから、ラスト・クレジットになって思い出した。
 そうだ、監督(総監督)の名前、チェックしてなかった。

 で、……。なあんだ。

 『夢のクレヨン王国』『おジャ魔女ドレミ』や、ぼくは見てないけど、『魔法使い
Tai!』、それに、やっぱり見てないけど、でも、みなさんならご存知のはずの『美少
女戦士セーラームーン』の佐藤順一監督じゃないですか。

 なぜに思いつかなかったのだろうかと調べてみると、そうか、どうやら、サンライ
ズの仕事ははじめてみたいなんだな。おまけに本格的なおおぼけアニメもはじめてな
のかしらん? ガンダムとせらむんの夢のコラボレーションってか。

 8月の末にはDVD発売だそうです。

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春の日やあの世この世と馬車を駆り

 つい先日、出先で緊急入院、三日ほどは、酸素マスクつけて、心電モニターのピコンピーピコラってな音を聞きながら、あっちに行きかけてたりしてしまったのであります。
 ナースセンターのすぐ横ってことは、集中管理までははるか及ばずとも、いつ何があってものひとたち集めた部屋に入れられたわけで、まじにやばかったんですな。
 もっとも、三日後には、センターからいちばん遠い大部屋、ってことは、退院はまだまだおぼつかないが、手間はさしてかからぬ患者向けの部屋に移されて、一日八時間は点滴つけっぱなしとはいえ、すぐに自力で歩きまわれるようになったのであるが。
 季節はもちろん春。場所は世間でいうリゾート地。高台にある病室の、山側に向けられた窓の外には、満開の桜。
 桜といえば、その下には死体が埋まってるのがつきもの。「死」と「桜」ってのは、日本の危ない「伝統文化」だったりもするのですが、ここんとこは本筋の話の伏線。

 さて、病後、リハビリもかねて、遅ればせながら、『イノセンス』観てきました。
 引用の嵐を聞き飛ばしてると、
 「あれれれれ、もしかして今の、中村苑子?」

 聞きとばしってって書いたけど、別に引用元があらかたわかってのことではない。
 なんか、押井さんに対するばかげた過大評価と、ふんでもって、カルチャー通気取りの年いったオタクの自慢話が横行してるふしがあるけど、あの引用の嵐、そんなに奥深いわけでもないし、押井さんの世代にとっては基本常識=基礎教養ってのもウソ。ミルトンやデカルト、ウェーバーなどなど。同世代であり、同じSF好きで、1970年前後のあの時代の気分を共有してるから、引用元のおおよその見当はつく。ただし、前後の雰囲気で、なんとなくの見当だけ。
 おそらく、押井さん自身も、ええと、こんなん科白あったよなあ、と、ゴソガサ本を積みあげてはひっかきまわしつつ、シナリオを書いたのでしょう。

 きっと楽しかったでありましょうな。

 などと思いつつ、家に帰ると、さっそく、ググルってみたら、
 あっ、「俳句」について根本から誤解して、原典を紹介してるひとがいて、しかも、それをコピペしてる連中が山ほどいる。一瞬、「凧なにもて死なむあがるべし」「麗かや野に死に真似の遊びして」も、『イノセンス』で引用されてたのかと、自分の記憶力に自信がなくなるとこだったじゃないか~_~;)。

 いわゆる「俳句」は、その原型の「俳諧の連歌」とは違って、五七五で完結、俳諧の連歌冒頭の「発句」を独立して鑑賞するようになったものを、正岡子規が「俳句」と命名したのだ。複数の詠み手が、五七五、七七、五七五と続けてく「俳諧の連歌」の現在の呼び名は「連句」。「連詩」というのもある。
 だから、決して、一人の俳人の作品に、上の二句のようなんがそのままつづいてくわけじゃないし、「春の日や」以下三つの句が収録された句集『水妖詞館』(俳句評論社、1970)の中でも、順番には並んでない。
 この書き込みするんで、再確認してみたら、さすがに安易なコピペのページはほとんどなくなってたけど、逆に誤解の原因となったページはそのまま。
 おまけにさあ、「凧」は「いかのぼり」と読むのです。「なぎ」でも「たこ」でもありません。だって、これは教養の問題じゃなくって、上記の原典にちゃんと「いかのぼり」とフリガナがしてあるんだから。

 で、おかげさまで、リハビリもかねて、家じゅうに堆積した本の山をガサコソあさって、ひさしぶりに句集のかずかずなんぞを読みふけっております。

 長く入手がむずかしかった中村苑子さんの句集も、1990年代には再編集版が刊行されてよみやすくなったかなと思ったら、あれりゃ、単独の句集で、新刊として入手できるのは二つだけなのか。

中村苑子、『中村苑子句集』、高橋順子編、芸林21世紀文庫、2002.
中村苑子、『白鳥の歌  中村苑子句集』、ふらんす堂、1996。

 句集ってのは、初刊の部数が少ないから図書館でも読むのもむずかしいので、1980年以来の新刊を検索できる、TRC(図書流通センター)のブックポータルをあたって上で近くの図書館でさがしてもらいたいな。
 網羅的なリストというと、国会図書館の検索でもあたるしかないけど、幸いにも、芸林社21世紀文庫版は、第一句集『水妖詞館』や第二句集『花狩』と主要作品を収録した「花神コレクション」版『中村苑子』(花神社、1994)ならびに『花隠れ』(花神社、1996)を定本にしたものとのこと。

 というわけで、改めて読み直した中から、中村苑子さんのほかの句をいくつか紹介すると、

 流木を渉るものみな燭を持ち
 門火焚くやあまたの父ら濡れて立つ
 桃の木や童子童女が鈴なりに
 おんおんと氷河を辷る乳母車

 いやすごいですね。
 目をほかに移して、「乳母車」なら、橋本多佳子のこんな句も。

 乳母車夏の怒涛に横向きに

 はじめて読んだときには、中島みゆきの「見返り美人」と「土用波」を思い出してしまいました。
 橋本多佳子なら、単独の句集ならびに全集は新刊では入手できないが、『橋本多佳子 三橋鷹女集』(津田清子選、「現代俳句の世界」11、朝日文庫、1984)が、公立図書館などで、比較的手軽に借りられるはず。
 ちなみに、「東京都の図書館 横断検索」で調べると、2巻構成の全集『橋本多佳子全集』(立風書房、1984)は、5館に収蔵。意外なことに都立図書館は、多摩図書館にしか置いてません。
 都内なら、近くの区立市立図書館経由で隣接の協力図書館、都立図書館からの取り寄せが可能なので、まずは文庫版の方からお試しを。東京以外でも府県や精励指定都市単位での横断検索やってるところあるし、同様のサービスがあるはずであります。

 で、中村苑子の心の師、三橋鷹女なら、

 この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉
 女一人佇てり銀河を渉るべく
 千万年後の恋人へダリヤ剪る

 やはり、『三橋鷹女全集』(立風書房、1984)は品切れ。好適は、ほとんどすべての句を集録した、上記、橋本多佳子と同じ文庫の、『橋本多佳子 三橋鷹女集』(中村苑子選、「現代俳句の世界」11、朝日文庫、1984)がおすすjめ。

 そして、偉大なる先達中村苑子から、その志を継ぐものと絶賛された「俳人」なら
ぬ「柳人」(「川柳」のひと)大西泰世には、こんな作も。

 まばたけば億年の蒼見失う
 終末はくるかも知れず野は葡萄
 つぎの世へ転がしてゆく青林檎
 火柱の中に私の駅がある
 なにほどの快楽か大樹揺れやまず
 花のくび樹の首やがて男の頸(くび)
 藤房の両性具有して揺れず
 肉体というやっかいなもの藤袴
 満月の椅子少年を欲しがりぬ

 冒頭の句、音韻からすれば、「蒼」は「あお」ではなく、「そう」と読むのが正し
いはずです。為念。
 このひとの作品、ネットだと間違って引用してるとこが多いのでご注意を。たとえば、アナタのとこのサイトですよ、イトイさん。

 入手可能な句集は、げげげ、なくなってる。都内だと隣接協力館を使えば、ほぼどこでも取り寄せが可能かな。以下、三冊が刊行されてます。

 『椿事』(砂子屋書房、1983)、『世紀末の小町』(砂子屋書房、1989)、『こいびとになってくださいますか』(立風書房、1995)。

 てなわけで、『イノセンス』から始まって、やおいネタで落ちがつきました。ちゃんちゃん。

 PS。へへへへへへ中村苑子第二句集『花狩』限定五百八十冊中第三二一番本、持ってるもおん。

 付記(6月3日)
 中村苑子、『中村苑子句集』、高橋順子編、芸林21世紀文庫、2002.
 なんですけど、現物にあたってみたら、いわゆる袖珍版で、新書より小さなサイズのダイジェスト本でした。
 となると、
 じゃあ、
 中村苑子、『白鳥の歌  中村苑子句集』、ふらんす堂、1996。
 は、どうかいうと、77ページでこっちも豆本かあ。

 正直、ショックです。せっかく、『イノセンス』のおかげで、俳句知らないひとにも、少しは存在が知られるようになったかと思ったのに……。

 さらなる付記(6月4日)
 別件でbk1の検索がいいかげんなことが判明。アマゾンで調べなおしてみると、
 『中村苑子』、「花神コレクション」、花神社、1995.
 『花隠れ』、花神社、1997。
 の2点の注文が可能であることが判明(書き方が疑心暗鬼になってる)。

 万歳、この二つを抑えれば、中村さんのお仕事のほぼ全容がわかります。

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ファット・サイボーグ(でぶさい)

「装置」の埋め込みにより、胃に対して自動的に電気パルスを送り、食欲をなくさ
せてダイエットするという新発明が、ただいま臨床試験中だそうであります。


胃への「電気ショック」で肥満解消(米「ワイヤード・ニュース)の翻訳です)

『トランセンド・インプランタブル・ガストリック・スティミュレーター』(トランセンドIGS)は、胸郭のすぐ下に埋め込まれる懐中時計サイズの装置(写真)だ。「心臓ペースメーカーに似た電気パルス発生器で、リード線を胃壁の筋肉に取り付けて使>用する」と語るのは、タフツ=ニューイングランド医療センターの外科医で、同施設>の肥満相談センターの副責任者を務めるスコット・シコラ博士。

 現在、すでに、手術でもって、胃をホチキスやバンドで二つに区切り、容量以上を
食べると吐いちゃうという方法が実行(!)されてる、

 国立衛生研究所(NIH)の試算では、減量手術を受ける患者の10~20%が合併症のために追加手術を要し1%が死亡するという。

 一方、IGSでは、臓器に手を加える必要は全くない。

 IGSはチタン製で重量42グラム、埋め込み手術には1時間もかからず、患者は術後数>時間で帰宅できる。

 パルス発振のコントロールをするのは「プログラマー」と呼ばれる装置。

 埋め込み手術から14日後に、体外のプログラマーと呼ばれる機械>を使って装置のスイッチが入れられる。 「プログラマーは基本的に心臓ペースメーカーと同様の働きをする。小さな棒状の機械(写真)で、携帯型コンピューターと無線通信装置を兼ねたものだ。IGSの上にこれをかざすと、無線電波で情報をやり取りする」とシコラ博士。 

 記事は,コンピューターとサブカルチャー合体のアメリカのサイト「ワイヤード・ニュース」の翻訳だから、一般向けにかみくだいてるわけではないはずだが、詳しい解説はなし。まあ、今はやりのICタブみたいなもんでしょ。具体的には、ほれ、あれ、JRのスイカのようなもんです。
 同じ原理で、風邪薬のカプセル大の自律胃カメラってのも、こちらは日本で開発されてます。そのまんま呑み込んで、体外からの「でむぱ」で電力を受電、通過地点の周囲をあかあかと照らしながら、高解像度撮影のタイミングなどは、同じく電波で位置を感知しつつモニターしてる担当医師がおこないます。カプセルそのものはもちろ
ん、あとで回収。まだ、実用には使われてないけど、きっと、「きちんと洗浄消毒する」んだろうな。
 別ネタになるけど、昔のアブナイ芸で金魚とかいろいろ呑み込んで、最後に電線につないだ電球を呑み込んで、胃を中から照らし出す(おなかが光る!)ってのを覚えてるんだが、あれって、どおゆう仕掛けを使ってたんだろ?

 話をもとにもどすと、

 患者には、自分の体内で電気刺激装置が作動していることはまるでわからない。
「患者は満腹感と食欲に変化を感じるはずだが、電気ショックを感じることはない」>とアドラー副社長。

 電気パルスがどのように作用するのかは、今のところわかっていない。 
 のだが、臨床試験によれば、

 ……驚異的な効果を示し、超過体重を40%も減ら>した患者がいる……

 おお、40キロの減量!
 小柄な女性なら、空も飛べる!
 だが、……。

 一方、何の変化もない患者もいる
 IGSの欠点は、装置がうまく機能して満腹感を与えたとしても、患者がその感覚を>無視すれば何の効果も得られないところだ。
 「このペースメーカーには欠点を補うシステムがない。ストレスから過食に走る場合――われわれの患者の多くがこれに当てはまる――には、たとえ空腹でなくても食べてしまう。

 ふむふむ。

 この欠点を解消するため、近く始まる2年間の新たな臨床試験では、事前にスクリーニングテストを行なって治療効果があがりそうにない患者を除外する計画だ。
 「われわれは過食を行なわない患者を求めている」と、シカゴにあるノースウェスタン・メモリアル病院の健康研究所の医療責任者で、次回の臨床試験に参加するロバート・カシュナー博士は述べた。

 そうか、すると、きかなきゃ、「あなたの肥満はストレス性でしたので」って言えばいいのか。
 これじゃ、民間インチキ療法とさして変わらんぞ!

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